はちどりバンクについて
アンデス地方の先住民に伝わる物語です。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
わたしたちもこのお話に出てくるハチドリのように、自分の住む大好きで大切な地域を自分たちができることをして守り、さらにたくさんの人と協力することで、よりよいものにしていきたいと思っています。
今ある問題をじっと見ているだけでは嫌だ!
富山のために頑張る人を応援したい!
富山をもっと生活しやすい地域に!
子供たちのために良い未来を!
これらの想いを形にするため「NPOバンク」という仕組みを用い活動していきます。
はちどりBANK@とやま は、県内初のNPOバンクとして、支援・協力を一人でも多くの人から得られるように活動中です。
ぜひ みなさんのひとしずくを。
みんなの力を集めれば、 どんな夢だって きっとかなう。
はちどりバンクとは
富山県内には、地域をよくするために活動されているNPOや個人事業者の方が大勢いらっしゃいます。それらの活動がより活発になることで地域が活性化し、わたしたちの生活が、心が、豊かになると考えます。それらの活動を応援するために「はちどりBANK@とやま」はNPOバンクという仕組みを用い、“人と気持ち”のつなぎ役を富山で担っていきます。
NPOバンクとは
地域社会や福祉、環境保全のための活動を行うNPOや市民団体、個人事業者などに融資することを目的として設立された小規模の非営利金融機関。
融資するためのお金は活動や想いに共感した市民や企業から出資金として集められる。
わたしたちの考えるNPOバンクの魅力
お金の見える化
銀行に預けたお金は金庫に眠っているわけではありません。どこかを回って戻ってきます。ただ、どこを回っているのかは公開されません。そのお金が自分の地域や、自分の応援したい企業を回っていれば素敵です。それとは逆に、自分の望まないことに遣われているとしたら残念です。
自分のお金に責任を持つ! 意志を持って選択をする!
そのことであなたも世の中も少しずつ変わります。
はちどりバンクが選ばれるために行うのが「見える化」です。
あなたのお金が誰に活用され、だれを助けるのかが見えるように情報を発信します。
誰でも関われる仕組み
今の社会に不安や不満がある。それらを少しでも減らしたい。
地域のために貢献したい。人の役に立ちたい。けれど、自分に何ができるのだろう?
お金のある人はお金を 知恵のある人は知恵を
時間のある人は時間を 元気のある人は元気を
あなたにあるものに想いをこめて活動に参加してください。
たくす:想いのこもったお金をはちどりバンクに出資する。
つなぐ:はちどりバンクの活動に参加する。
理事などになって活動の中心となって活動したい方。
イベント等でお手伝いしてくれる方。 随時募集中です!!
いかす:融資を受け地域のために活動をする。
それぞれ役割は異なりますが、みんなの想いはよりよい地域のために。
たくさん生まれる人とのつながり
人が一番うれしいと感じるのは、誰かを助けたとき、誰かに助けられたとき
出資者はお金で融資先を助け、融資先に想いを実現してもらうことで助けられる。
融資先は活動を通して地域に住む人たちを助け、出資金に助けられる。
はちどりは、両者をつなぐことを助け、両者の力で地域が良くなることで助けられる。
活動を通して、異なった立場の人と、感謝の想いや喜びの共有によってつながりが生まれます。いろいろな立場の人から得られる刺激はこの先の人生を豊かにしてくれるはずです。